旅するシティガール【石川編①】

暖冬が叫ばれる中、東京のビル風はおかまいなしに身体を吹き付けるから危うく顔が凍えそうになる。
羽田空港から約1時間、今回の旅は底冷えの冬が待つ石川県だ。
石川には以前から訪れてみたかった。
実家が京都だから「東の京都」と呼ばれるそこに親近感があったし、新鮮な海鮮や金沢おでんも食べてみたかった。
観光場所にもアクセスしやすく、ひとり旅にもやさしい場所だと思う。
小松空港に到着したのは17時頃、羽田空港からからあっと言う間に着いてしまった。
機内から出ると澄んだ冷たい空気が感じられて石川に着いたことを実感する。
手荷物を受け取ってからは高速バスの1番乗り場から金沢駅行きのバスに乗車。
約40分程だろうか、海岸沿いを走り続けて、ようやく駅に到着する。
金沢駅は美しい建築物として有名で、実際かなりの迫力だった。
まるで美術館のような構造は昼と夜とでかなり見え方が違うように感じる。
ちなみにこの駅の写真は2日目(石川編②)の朝に駅まで撮りに行った。
たくさんの人が撮影をしていて、私も必死に撮影。
駅に到着後は市バスに乗り換える。
多くの人が市バスに乗り換えるようでターミナルは人でごった返していた。
日が暮れた後の到着だったからか、時刻表示や行き先も表示も見にくく観光客にあまり優しくない。
バスの運転手のアナウンスも決して聞き取れるようなものではなく、バス停の案内所には長蛇の列ができていた。
今回、私が宿泊場所に選んだのは金沢の中心部に位置する「ザ・スクエアホテル金沢」だ。
どうやら「武蔵ヶ辻・近江町市場」下車、徒歩1分のところに位置するらしい。
ただ「武蔵ヶ辻・近江町市場」行きのバスが止まる場所は3つあり、そこに停まる全てのバスがホテル前まで連れていってくれるかと言えばそうじゃない、複雑な乗り換えになっていた。(これは案内所に並ぶわけだ…)
生まれ育った京都が市バス文化だったため、なんとなく乗り継ぐことに成功。
(海外の方はもちろん観光客のほとんどが困っていたのが印象的だったし、交通系ICが使えないのにも驚いた。小銭の準備をしてから乗るのが吉!)
少しお金はかかってしまうけれど、時間と手間を短縮するためにタクシーを使うのも手だと思う。
10分も掛からずに目的の場所に到着。小雨が降っていて、寒さが身に沁みる。
少し歩いて「ザ・スクエアホテル金沢」へ 。
お洒落な外観と内装、オンラインでチェックインを済まして部屋へ移動する。
正直、身体はクタクタで一刻も早く休みたかった。
カードキーで扉を開けると、壁紙のネイビーがシックでお洒落な内装。
禁煙ルーム、素泊まりプランの部屋で清潔感もしっかりある。
入ってすぐ左手には上着をかけられるスペースとルームシューズ。
消臭スプレーも常備されていて、コートのお手入れもできるのが嬉しい。
右手には大きな鏡のついた洗面スペース。
最上階に大浴場があるため、バスタオルを持ち運ぶためのカゴバッグも用意されている。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーターのサービス。
オリジナルのボトルがお洒落で可愛い!
トイレとシャワーは別で、水回りのストレスフリー。
さっとシャワーを浴びてから夜ご飯に出かけられるのが嬉しい。
ベッドルームのソファの横には空気清浄機や貸し出し用スマートフォンがある。
もちろんWi-Fiも完備、テレビでYoutubeも見れる最新の仕様。
ベッド周りはシンプル。コンセントがたくさんあるのが便利だ。
軽くシャワーを浴びて部屋でくつろいだ後は、徒歩1分の近江町市場で軽くご飯を食べることに。
市場ではほとんどの店が17時までに閉まってしまうため(ネタ切れなどで)不安だったが、いくつかのお店はどうやらまだやっているらしく急いで駆け込むことにした。
人気の金沢丼と金沢おでんのくるま麩を注文。(詳しくはInstagramでご紹介中)
もうこれが絶品…!新鮮なネタも出汁の染み込んだおでんも本当に美味しい……。
おひとりさまも多く、店員さんも親切で、すごく素敵なお店だった。
ホテルに帰る前にコンビニに寄って飲み物やスイーツを購入。(コンビニが近いのも嬉しいポイント!)
大浴場で冷え切った身体を温めた後はお部屋でスイーツを食べながらまったり。
明日の観光に備えてしっかりと身体を休めることに。
近江町食べ歩き、兼六園、21世紀美術館などは金沢観光編でご紹介します。
それでは、また。
この記事へのコメントはありません。