旅するシティガール【箱根編①】

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夏の間にどこかへ行きたいと話していたはずなのに、仕事に追われる日々の中ですっかり予定を立てるのを忘れてしまっていた。
本格的に行き先を考え出したのは夏が盛りを迎えた頃で、遠くに行きたいというよりか、近場でのんびりしたいという気持ちを優先して、行き先を考える。
夏の疲れを癒す温泉はマスト、美味しいご飯も食べたいとよねと話をして、決まったのが箱根だ。

旅行当日は快晴。前日まで残業続きの5連勤だったから早起きのアラーム設定をするのはやめた。
急ぐ旅ではないからと昼前に起床、新幹線の中で昼食に駅弁を食べられるよう支度する。
1泊2日の旅なのでRAINSのリュックにワンピースを2枚と2日分の下着、それから今回はアメニティが充実した場所へ滞在するから、スキンケアグッズやシャンプー、リンスなんかは持って行かない。
いつものメイク用品と香水を詰めて、身軽な旅だ。

新幹線ではカツサンドとビールを分け合った。
容赦ない日射しのせいでビールは少しぬるくなっていたけど、ようやく夏休みが始まったことに心が弾んでいた。
30分、あっという間に景色は変わって小田原駅に到着した。

ノープランで到着した小田原駅。
駅構内にはスターバックスやお土産屋さん、ピザを売りにしたイートインスペース併設のパン屋などがある。
時期もあるだろうけれど、賑やかというよりかこじんまりした雰囲気がわたしには心地よかった。

とりあえず駅周辺の建物マップを見ることに。右へ行けば少年院、左へ行けば小田原城。右も捨てがたいが、今回は左に決めた。
車の通りは多いが自然が豊かな道がつづく。
学校の案内看板が途中見えたけど今は学校も夏休みだろう、体育館に鳴るバッシュの音をふと思い出して少し懐かしい気持ちになった。

緩やかな坂道を進むと小田原城が見える。城は好きだけど、そんなことよりも暑過ぎる。
汗が背中を伝っているのを感じながら引き続き坂道を登る。
脇道には紫陽花が植えてあったから、梅雨の時期に来てもきっと違う景色があるんだろう。

坂を登り切るとすぐに甘味処が見える。氷と書かれた暖簾に体が勝手に吸い寄せられる。
頭が痛くならないタイプの氷、イチゴミルクが甘くて冷たくて最高にうまい。

涼んだ後は小田原城、歴史館をまわって、そのまま報徳二宮神社へ向かった。
昨日までの疲労が残った身体に夏の暑さはかなりキツかったけれど、小田原城の敷地内には自販機やひと休みできるベンチなんかが充実してるのでそれぞれのペースで観光することができるのが良いところだ。

15分程度歩いて、ようやく報徳二宮神社へ到着。
ここも緑が多く、想像よりも人がいて少し驚いた。参拝前の手水が冷たくて気持ちいい。
手叩いていいんだっけと考えながら参拝。
マナーや作法に詳しい人は心から尊敬するし、わたしは知っておきたいと思うけれどたまにそういうのが全部煩わしくなったりする。
冬に花火をしたって、服を着たまま風呂に入ったって、箸でフレンチを食べたって別にいいじゃない。

参拝後、境内にカフェを発見。
境内にカフェってかなり新鮮な感じがしてすごくいい。とにかく入ってみることに。

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白壁がおしゃれなそこは「きんじろうカフェ」というカフェで2015年にオープンした場所だ。
店内には小田原で有名な「二宮金次郎」に由来した、ユニークなグッズなどが揃っている。
フードはもちろん、グッズも同じ場所で購入ができるのが嬉しい。 

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べンチがたくさん並んでいて自然を感じながら休める空間だ。
きんじろうグッズの風鈴が鳴る涼やかな音や蚊取り線香の香りがして落ち着く。
奥に見えるカフェは「cafe小田原柑橘倶楽部」で、「きんじろうカフェ」と向かい合うようにしてある。

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風がよく通って本当に気持ちがいい、冬場はストーブが出されたりまた違った雰囲気になりそう。
たくさん歩いて小腹が減った、体力チャージに注文することにした。
私たちは看板メニューの呉汁セットと、アイスジンジャーカプチーノを注文。
番号札を渡されてしばらく待っていると番号を呼ばれるので自分たちで取りに行くシステム。

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・呉汁(ごじる)セット 850円(税別)
呉汁に地魚をつかった炊き込み御飯がついたセット
「呉汁(ごじる)」は江戸時代に、二宮金次郎が食していたとされる大豆をすりつぶした食べ物のことで、カフェで提供されるものは報徳会館日本料理部の長山料理長監修にて現代風に美味しくアレンジがされている。

・ジンジャーカプチーノ 600円(税別)
日本のバリスタの第一人者である横山千尋氏監修のもと、イタリアLa-Cimbali社製のエスプレッソマシンを使って1杯1杯丁寧に抽出するイタリアンコーヒーを楽しめる。

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すぐ横目には小川と緑があって神社に向かう人たちとの緑の壁になっている。
呉汁が冷汁みたいでとくに美味しかった。
ジンジャーカプチーノは想像よりもずっと甘く生姜が効いているので夏というより、冬にぴったりな飲み物だと思った。

食後は今回の旅の宿泊先へと向かう。チェックインが15時からで、ちょうど向かい始めたのが14時半くらい。
報徳神社付近からタクシーで約30分だ。バスも出ているが疲労困憊のだったため今回はタクシーを利用。
乗ったら寝てていいよいうお言葉に甘えてわたしは乗車後すぐに眠ってしまった。

もうすぐ着きますという声で目が覚める。ちょうど30分間しっかりと眠った。
しかし、寝ぼけた頭でも分かるくらいに目的地と到着地点が違う。
とりあえず降りようと言われてなぜか降りてしまったから大変だ。
(普段のわたしなら絶対に降りないのに完全に頭が回っていなかった…)

幸いなことに降ろされた場所から目的の場所まで10分もかからないことがわかった。
山の頂上から降りるようにどんどん降っていく。吹き上げる風は冷たくて強い。風鳴りが続いた。

坂を下り切ると目的地のホテルの案内看板がすぐに見える。
箱根ガラスの森のすぐ近くにあるそこは「箱根リトリート」と呼ばれる場所で、大きな敷地の中にいくつかの施設が建った場所だ。
入り口はガラスの森の駐車場の近くで、途中でホテルスタッフのお迎えがある。
予約名を伝えて、乗り物に乗って、いざ念願の「箱根リトリート」へ出発だ。

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